配当貴族という投資信託指数について

金融資産運用

先日、日経新聞で、アメリカのスリーエム社(3M)が減配を検討しているという記事がありました。
アメリカの”3M”というと老舗の化学・素材メーカーで、日本でも名前や製品を見たことがある人もいるかと思いますが、64年連続で増配を続けており、「配当貴族」という投資信託で使われる指数の代表格でしたので、このような継続性はもしかしたら転記を迎えつつあるのかと思いました。

一方、最近の日本のネット記事では、いわゆる「オルカン」や「S&P500」を買っておけばいい。という記事が多いのですが、この3Mに代表される「配当貴族」は、”25年以上の連続増配している企業”が対象となるため、ここ数年で急成長した企業(特にS&P500に多い情報関連企業)が含まれていないので、大きな騰落がなく安定した収益を目指したり、情報関連企業以外にも幅広く投資をしたいといった目的の投資に向いているので、私も個人的な投資ではある程度の割合を割いて投資していたりします。

 

投資判断やお金の事情は、各個人やご家庭ごとに違うので、このサイトでは「この商品はおすすめ」的な案内はしていないのですが、もし、ご自身の投資目的合致しているのであれば、最近のネット記事への反論という意味も含めてご紹介させていただきました。
ネット記事などの情報に流されずに、みなさまのお金の目的に合わせて、投資判断をしていきましょう。

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