今年も年末が近づいてきましたね。
1年を振り返り、自分や家族を見つめなおす時期ではありますが、ファイナンシャルプランナーとしましては、お金の振り返りが大事ですので、この時期にアナウンスをさせていただきます。
お金の振り返りですが、ライフプラン-生活設計の見直し-の記事で紹介した「ライフプラン表」を作っていれば、それをベースに振り返りを行いますし、作っていなければ、先ほどの記事を参考にあらためて作ってみるのもいいかと思います。
では、今年の振り返りをしてみましょう
そもそもライフプランとは、「自分の人生を設計すること」です。人生には、就職から転職や退職、プライベートでは結婚、出産、マイホームの購入など、様々なライフイベントが待ち受けています。そして、これらのイベントには大きなお金の動きが伴います。
そして、一度ライフプランを設計した後、年に1回~2回ほど見直しを行うとよいとされています。設計したライフプランのとおりに生きていく必要はまったくありません。この1年、目の前のことや将来の目標に向かってがむしゃらに生きてきた結果、以前に設計したライフプランとかけ離れてしまったのであれば、現状の自分の生き方でこのまま進んでいった結果、お金が追いつくてくるかという不安が付きまといますが、その不安を解消するためにライフプランの見直しを行うと安心感が得られます。
では、以下のプロセスでライフプランの見直しを行ってみましょう。
- まず、今年の収支を確認してみましょう。
今年1年間の収入、貯蓄、支出額を確認してみましょう。1年前に見込んでいた収入額や支出額との違いを確認してみましょう。見込みを立てるとき、収入額も支出額もどうしても低めに見積もりがちになります。見込んでいた金額と実際の金額を見比べてみて、自分自身の実際の1年間の収入・支出額や、その伸び率(昇給率や物価上昇など)を確認してみるとよいでしょう。 - 次に、来年以降の生活をイメージしてみましょう。
今年1年間、生活をしてみて、来年以降の生活に変化はありそうですか。
例えば、お子様が産まれる予定になったのであれば、出産してからお子様が就職して一人立ちするまで、自分たち家族のライフプランを見直さなければいけません。マイホーム購入に向けて探し始めたのであれば、今後の住宅ローンなどをライプフランに組み入れる必要があります。
大きな生活の変化でないにしても、仕事や家族、趣味などで、5年後や10年後にどのような生活をしてみたいかを想像し、今後起こりそうなイベントをライフプランに組み入れてみましょう。 - そして、今年の収支結果と来年のイベントからお金の見通しを立ててみましょう。
単純に来年以降の希望をイベントとして並べただけでは意味がありませんので、漠然とでいいので、来年以降のライフプランを練り直してみるのが大切です。
今年1年間の収支状況を見直した結果、見込みより余力が出ていた場合、もう少し大きなイベントを予定できるかもしれませんし、将来に向けて余力を残しておくこともできます。
また、見込みより厳しい収支状況であった場合、何が見込みと違っていたかを思い返してみましょう。そのうえで、中長期の目標を立てて、早めに予算計画を立てておくことが大切です。
例えば、お子様が産まれる予定であれば、18歳を迎えるまでに大学入学準備金を準備するため、学資保険に加入したり、NISAを使っての積立投資を進めることを考えてみましょう。 - 最後に、毎年1回でよいので、定期的に見直す習慣をつけていきましょう。
漠然でよいので、ライフプランを作成しておき、毎年1回定期的に見直しを行うことで、お金に関する不安は解消していきます。自分たちの収入や支出から「自分たちが使えるお金がどのぐらいかがわかる」のは大切なことです。足りないのが早めにわかれば、積立投資の運用期間など準備する時間も作れますし、そもそも「足りないから諦めがつく」と気持ちの整理も楽です。また、諦めきれない目標や夢があれば、それに向かってやりくりをしていくことも可能になります。
年末は、1年の締めくくりとして、今年1年を振り返り、自分自身の人生とも向き合う絶好の機会です。
またライフプランを作ることは決して難しいことではありませんし、完璧なプランにする必要もありません。
今回記載した記事を参考に、今年の振り返りと、来年以降の自分をイメージしてみてください。

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